光触媒に関するご質問 Q＆A | 光触媒コーティング

他の光触媒コーティングに比べて、優位性はあるのでしょうか？

抗菌・抗ウイルスコーティング全般に対していえることは、有害物質などが直接触れることで効果が発揮されるということですが、「吸着性光触媒コーティング」はアパタイト被膜により、有害物質などを自ら吸着し効果を発揮、さらに吸着効果が24時間作用することが大きな優位性となります。

光触媒コーティングは新型コロナウィルスに効果はあるのですか？

公立大学法人　奈良県立医科大学医学部　微生物感染症講座が実施した性能試験により
当社が使用している光触媒溶剤NWコート「HM05/SN」が新型コロナウィルス（SARS-CoV-2）を
暗所・光照射いずれにおいても、99％以上不活性化することが確認されました。＊データ参照

ウイルスが減少するまでにどのくらいの時間がかかるのでしょうか？

（財）日本食品分析センターが実施した性能試験では、可視光下相当の条件で4時間後には、99.9％のウイルスの減少が確認されました。　＊データ参照

人体への影響は大丈夫ですか？例えばコーティング面を子供が舐めてしまっても大丈夫でしょうか？

「光触媒コーティング」に使用する溶剤の原料である、酸化チタン及びアパタイトは化粧品や歯みがき粉、食品などに使用されている安全な原料です。また、仮に舐めてしまったとしても、成分が溶け出すようなことはありません。

コーティングは床面だけで十分ではないですか？

確かにウィルスは重力で床面に落下すると考えられており、飛沫が重力により落下する範囲は２ｍ未満とされています。（ソーシャルディスタンスの根拠にもなっている）一般的な間取りを考えたときに、室内にある多くの壁面は人から２ｍ未満であり、空気の流動は壁面から天井まで及んでいることから、床面を含む室内空間の各面に抗ウイルス対策することは有効であると考えます。

コーティング部分の見た目は何か変わりますか？

溶剤乾燥後の見た目は変わりません。

コーティングを行った部分を清掃することは可能でしょうか？

基本的には通常の清掃は問題ありませんが、コーティング面の効果が落ちるような素材（メラミンスポンジなど）や、コーティング面を覆ってしまうようなワックスがけはお控えください。

コーティングの効果はどのくらい持続するのでしょうか？

コーティング面が残っている限り効果は持続します。摩耗や傷、剥がれなどによりコーティング面が欠損した部分は、それに応じて性能が低下しますが、空間全体の効果がなくなるわけではありません。また、摩耗の進行に関しても数年程度の期間を要すると考えています。

コーティングの再施工は必要でしょうか？

ある程度の摩耗が生じても空間全体の効果は維持されますので、必ずしも再施工をお考えいただく必要はありません。しかしながら施工当初の性能を求められる場合には5年後を目安にお考え下さい。